想い立ったが吉日

発行にあたり

「こんなんになったら、雇ってもらわれへん......」
学生時代に、実習先で耳にした言葉が、今でも記憶に残っています。

30年のときが経ち、障害福祉を取り巻く環境や制度も、時代と共に変わってきました。
“就労支援”、2006年の自立支援法とともに生まれたこの制度も、同じく変化し続けてきました。
障害や病気を理由に「働く」ことを諦めることなく、活躍できる場がある社会になることを願って、 私たちにも変化が必要でした。
開設当初は、はばたき作業所という就 A 単独の福祉事業所でした。

ご縁から広がった “繋がり” は、計画相談、放課後等デイサービス事業所開設へと広がりを見せてくれ、
その繋がりは、他事業所や地域・社会へと。
『想い立ったが吉日』が、そういった新しい “繋がり” を育んでくれることを願いまして。